旅の想い出【ハンガリー・ブダペスト】
写真はドナウ川と国会議事堂(右の方)です。
月曜日から新学期なので、
それまでに旅の想い出を終わらせて、
気持ちを新たにしたいと思います。
2007年夏の旅行記も終わりに近づいてきました。
今日は、ハンガリーのブダペストです。
ハンガリーで感じたことは2つ。
1.つぶれた店が多すぎる。
2.英語がほとんど通じない。
まず、1ですが、本当にどこもかしこも潰れてました。
「大丈夫か、ハンガリー!」と、何度叫んだことか。
韓国で買ったガイドブックを見ていったのですが、
なくなっている所も結構ありました。
人もあまり見当たりません。
みんなどこに行っちゃったんだろうと思ったら、
ところどころ、人が集まっているところがありました。
たとえば、駅。
まあ、駅に人がいなかったら、終わってますね。
それから高級デパート。
ハンガリーの物価は、西ヨーロッパ諸国に比べかなり安いほうですが、
デパートの中は同じでした。
でも、そこに人がワンサカ集まっておりました。
みんなお金もちなのかなぁー。
あとは、リゾート地っぽいところ。
うーん、やっぱりお金あるんですかねぇ。
お金のかかりそうなところに、人がたくさんいました。
ほかのところは、「今日は何かの記念日で人は家から出ちゃいけないの?」
と言いたくなるようなところが多かったです。
まあ、おかげで景色が楽しめましたが。
それから、英語が通じないことについて。
通じたのは、ホテルのフロントぐらいでしょうか。
あとはほぼジェスチャーでやりました。
イタリアでも、英語はあまり通じませんでしたが、
ハンガリーはそれ以上でした。
ある日、街の中で食事でもしようと、お店に入った時のこと。
店の前においしそうな料理の写真があったので、それが食べたくて
「外に飾ってある写真の料理をください」といってみたのですが、
お店の人は、照れ笑いをしながら、同僚に
「外国人のお客さんだー。英語しゃべってるわー。
私わかんなんだわー。」とでも言っているのか
笑うだけで、何もしません。
(というか、多分できないんでしょう。)
助けを求められた同僚も
「私も分からないわよー。あんた、がんばりなさいよ。」
といっているのか、やっぱり笑うだけ。
よく、「日本人は困ったときにヘラヘラ笑う」と言われますが(言われません?)
なーんだ、ここにもいるじゃないかー。
なんだか、とっても親近感が沸きました。
でまあ、単語で言えば通じるかと思い(イタリアはそうだった)
「私・欲しい・外・写真・メニュー」など、言ってみたところ
お店の人が、「外」だけ聞き取れたのか、
「あー。この人外で食べたいのよー。なるほどねー。アッハッハ。どうぞ~」と
ジェスチャーで、外の席に座るよう勧めます。
「ノー、ノー、外・食べる、ノー。メニュー・外!!」と
英語で言っても、全然ダメ。
お店の人も、「外で食べるんじゃないの?えええー。
アハハハー。困ったわー。アハハー」と言う感じ。
で、もうその店を出て行こうかとも思ったんですが、
最後の手段、とばかりにお店の人の手をとって、
外まで連れて行き、写真を指差して
「コレ、1つ!!」といいました。
いやー。久しぶりにここまでやりました。
言葉が全然通じない経験をしたのは、いつぶりでしょう。
(あ、そういえば韓国の生活も最初はそうでした・・・。)
その後はずっと、欲しいものがあるときは直接手に取るか、
店員をその場まで連れて行くかして買いました。