マさんの日記

失敗ばかりする旅好きの私の雑記帳です。海外の方との交流についても書きます。

席を立つタイミング

今日、中国人のお友達と一緒にひさーしぶりにバスに乗りました。


乗ったバスは、雨のために結構混んでいます。



私たちは、席が空いている一番後ろに座ることにしました。

駅が終点のそのバスに乗ったお客さんの大半は、おそらく駅で降りる人たち。


でも、友達と私は途中で降りなければなりません。




それなら最初から前のほうに立っていればよかったのですが、

立っていては雨で滑るかもしれないし、

10分~15分とはいえ、ゆっくり座っておしゃべりできたほうがいいし…。



そんなわけで後ろに座っていたのですが、

だんだん、あることが気になって、おしゃべりどころではなくなってきてしまいました。






それは「席を立つタイミング」。


一番後ろから、降り口である一番前まで行くのに、

どこで立ち上がって、どう歩いて、どうスタンバイすればいいかが分らなかったのです。



韓国では、目的地にバスが着き、ドアが開いたときにはドアの前にいなければならないため


降り口から遠い人は計画的にドアのほうに移動してくることになります。



バスが止まってから動こうものなら・・・・もう、バスは発車してしまっている。


あるいは、運転手さんに叱られるかいやーな顔をされる。






しかし、日本では「危ないですから、バスが止まってから席をお立ちください」なんて言っています。


うーん、でも、韓国では何度も「早くしなさい!」って叱られたし、何より体が覚えている・・・・。



強迫観念ってやつです。




目的地に着いてから席を立ち、

バスのドアを閉めようとうる運転手さんに大きな声で「降りまーす!」と言ったらどうなる?


日本語の発音には自信あるけど、絶対恥ずかしい!!


それに、もし怒られないまでも、不機嫌になられたら??ただでさえ今日は雨で不快指数高いのに。

   ↑↑
  韓国でのトラウマ





もう、これは、楽しい会話どころではなくなってきました。

隣に座っている中国人の友達に「ねね、どうしよう?どこで立ったらいいかな?」と相談しました。



「今立ったらだめだよね。走ってるから。でも、バス停に着いてからじゃ遅いでしょ?だよね?だよね?」


すると、「私も日本人じゃないから~」と友達。




そ、そうだった・・・。でも、これでは問題は解決しません。

バスは刻々と目的地に近付いてきています。




「えーー。じゃあ、いつもどうするの?こんなとき!」と興奮する私に


「いつもは前のほうにいるから。」と落ち着いた彼女。



きゃーどうしよう・・・。





幸い、バスは私が降りるバス停の100メートルぐらい手前で、信号に引っ掛かってくれました。





ほーーーっ。



「よかったね~、あそこで赤信号にならなかったら、どうなってたかなあ!」と興奮する私。


日本人のくせにバスにもろくに乗れない私にあきれる(?)友達。笑



久々にハラハラドキドキの体験でした。



日本に来たばかりの留学生の皆さんも、きっといろんなところでハラハラドキドキしてるんじゃないかなあ?