文系vs理系?!
8月27日から30日まで、3泊4日で韓国出張に行ってまいりました。
今回は、男性教職員2人と私の、3人での出張。
二人とも初韓国ということもあり、またスケジュール的に結構タイトだったこともあって、
朝ロビーで待ち合わせをしてから、夜ロビーでお別れするまでのほとんどの時間を一緒に過ごしました。
ご一緒したお2人ももちろんお仕事でいらしているので、
あんまりはしゃいで食べものの写真をとるなんてことはできませんでしたが、かろうじて2、3枚撮りました。(笑)

これは、カムジャタン(감자탕)という食べもの。
私が好きな韓国料理のうちの1つです。カムジャというのはジャガイモのこと。タンはスープという意味なので、
ジャガイモスープということになりますが、たいがい、おおきな骨付きの豚肉が入っています。

これは、チョンゲチョン(청계천)という、ソウルの町中を流れる川。
ライトアップされていて、とても美しかったです☆
なんか、カップルも多くてフンという感じもしましたが(笑)、食後の散歩コースとしてはよかったと思います。
さてさて、仕事はといいますと・・・・まあ、最善を尽くしたの一言に尽きますけれど、
今回の出張における大きな収穫の1つが、違う種類の人間に触れることができたこと。(笑)
違う種類の人間とは、すなわち同行したお2人のことなのですけれども、
それが、性別が違うからなのか、それとも理系・文系の違いなのか、よく分かりません。
けれども、何もかもが違っていました。(笑)
私はそれを、単純に文系・理系の違いと、出身学部で分けてたんですが。
たとえば、
ホテルから駅へ向かう道すがら、同じ風景をみて同じ会話をしたのに、彼ら2人の頭に残っている情報と
私の頭の中に残っている情報が違う。
同じ経験を同じだけしているはずなのに、なぜか私だけ知らないことがある。
うーん・・・。
振り返ってみると、必要だったのに覚えていない情報が多いのは、私。
どうでもよくて、正直それを知らなくても何も困らないといったことを覚えていてオチのない話をするのも、私。
私はそのたびに「理系の発想はすごいですね~。さすが理系ですね~」と、言っていましたけれど、
よくよく考えてみると、もしかしたらそういう問題ではないのかもしれません。
たとえば、ホテルから地下鉄の駅に行くとき、
ある会社の前で横断歩道を渡り、そこをまっすぐ行って、最初の角を右に曲がる。
その会社のまえに面白い像なんかがあったりすると、私はそれに心のすべてを奪われます。
同行者の2人に、その感動を伝えずにはいられません。
この銅像がいかにすごいかを、あくまで自分目線で話します。すでにほぼ妄想の世界です。(笑)
大人な2人は、私の話をうんうんと聞いてくれ、気の利いたコメントの1つもしてくれ、でも迷わず駅に連れて行ってくれます。
私は話を聞いてもらえて満足し、さらに気が付いたらなぜか駅についていて、
地下鉄のカードを探すために(笑)鞄の中をまさぐってます。
そして帰り。
同じ駅から降りて、行きと同じルートでホテルに帰るわけですが、2人の話についていけません。
「○○日報のところで、横断歩道わたって~」
○○日報?!何それ?
聞くと、朝私が興奮して銅像について話していた会社ではありませんか。
私は、銅像だけしか頭に入ってないんですが、2人の頭の中には会社の名前まで入っていたんです。
うーん、なんで同じ風景を見ながら、同じ話題について話しているのに、2人はほかの情報も入っているのかな。
彼ら、地下鉄の出口なんかも、ちゃーんと頭の中に入ってるんですよねえ・・・。
本当にびっくりしました

今回の出張は、実は準備が大変で、何度か打ち合わせをしたり、メールや電話でやり取りをしたりしていました。
その、準備段階でほとんど役に立たなかった・・・というよりは迷惑をかけていた私は、
「(今は役立たずだけど)韓国についたら任せてくださいね!ソウルの街も、地下鉄も、ついてきてください!!」
と言っていたのに・・・。結局、地図が読めない私は、2人に頼りきり。
うーむ・・・・。
きっと男性2人の出張だったら、もっと大人な、落ち着いた感じの旅行になってたと思うんですけど、
私のせいで、なんだかムダにうるさい旅行になった気がします。
文系は、文系は、と、文系を全面にだしておりましたが、考えたら私個人の問題が多かった気がします。
文系の皆さま、すみません。



それにしても・・・世の中の人は、みんなすごい。