モンゴル語の笑い話
今日、モンゴル人のQちゃんと一緒にいたときのこと。
彼女が、お母さんにモンゴル語でボイスメッセージを送りました。
私には、かけらも分からなかったのですが、
解説してもらったところによると、
「(お母さんが食べている)羊の肉はどうですか?」
というようなことを言ったんだそう。
その時に教えてもらったんですが、
モンゴル語では、名詞の音を少し変えて重ねていうんだそうです。
分かりやすいように日本語にして言うなら、
「ひつじ」を「ひつじみつじ」と言うそうです。
「テレビ」なら「テレビメレビ」、
「いす」なら「いすみす」というように、
次の言葉の始まりをマ行にするんだそうです。
もともとMから始まるもの、たとえば「マカロニ」なんかだと
「マカロニサカロニ」と、サ行になるとか。
このようにして言うことで、どうなるかというと、
ニュアンスとしては「マカロニとか」みたいな感じといったかな。
例えば「お茶も茶」というと「お茶でも」みたいな風になるんだそうです。
あまり丁寧なしゃべり方ではないと言うことでした。
それで、笑い話もあるんですよ~とQちゃん。
以下、Qちゃんに教えてもらった笑い話です。
ある夫婦が離婚しようとしていました。
裁判官に、旦那の方が自分たちの財産について話していたところ
あまり丁寧に答えない旦那。
「私達が持っているのは、
テーブルメーブルと、テレビメレビと、イスミスと~」
という具合に話し始めたとか。
それで、怒った裁判官が
「テーブルとテレビ、イスは奥さんに。
メーブルとメレビ、ミスは旦那さんに。」
と言ったそうです。
ははははははは。
モンゴルの笑い話でした。