調子に乗って夏の南米旅行のことを考え始めた私ですが、
なんとなんと、その前に行く
「光り輝く国」という意味の「スリランカ」への旅行に、
光どころか暗雲が立ち込めてしまいました。
先日のこと。
「ビザ取ったよ～」の報告をして２、３日のこと。
知人からSkypeで電話がいきなりかかってきました。
開口一番、彼が言ったのは
「アイアム ベリー ソーリー」でした。
なになになになに～？？
なんと・・・・仕事が入ってしまったというのです。
私の滞在中ずっと。
ウソ～！と叫びたくなるほどの
すばらしいタイミングで、
どうしても避けられない仕事が入ったとか。
「１か月前までに休暇を申請すれば、
１週間程度なら問題なく休みが取れるから」と言っていたのに。
ううう・・・・。
いや、確かに休暇を取ってくれていたそうなんですけど、
ボスにある展示会を任されたんだとか。
まあ、仕方ないですね。
「僕の一番重要な任務は、
マさんが僕の国にきて、
安全に、旅行をして日本に帰るために守ること。
でも、どうしても仕事から抜けられないので、
ガイドをお願いしてもいいかなあ？」
友だちと会えないのであれば、
いっそ１人で旅行してもいいんじゃないかと思わなくもなかったんですが、
初日のホテルでさえ、「夜着くから、
自分で空港からホテルに行って休むよ。次の日に会おう。」といったら
「ダメダメダメ！どうやって行くというんだ！」と止めてきた彼。
そんな彼が、私の一人旅行を許すはずがありません。
「ガイド？」と不安げに聞いた私に、
「心配？だいじょうぶ。僕の友人なんだ。彼の奥さんも知ってるし。」
という、何と言いましょうか、疑ってはいませんけれども、
だからと言ってホッと胸をなでおろすほど
安心できるわけでもないレベルの微妙な答えをくれました。
その後も「彼は５０歳ぐらいなんだけど、そうは見えない」とか、
「彼の奥さんは僕と同じ事務所で働いているんだ」とか、
どのポイントを喜べばいいのかよく分からない説明が続けられ笑、
結局その方にお願いすることになりました。
いやいや、でもありがたいことです。
もちろん、ガソリン代や宿泊代、
そのほか必要なお金等はすべてお支払いし、
その方にとっても多分悪くない条件でお願いすることになりました。
最初にきちんとお金のことも話し、この値段で、
これをお願いする、と決めた知人と私。
そして今日早速、知人経由でガイド氏から
旅の予定表が送られてきました！！
しかも、私が以前知人に伝えていた
私の趣味（象がみたいとか、自然が好きだとか）に合わせて。
見方を変えれば（？）
人生初のプライベート運転手＆ガイドさんです！！
知人と私の旅だったら、そりゃあ、
１０年分のことをあれこれ話してきっと楽しいに違いないけれど、
気を遣いすぎていただろうとも思います。
知人も私のために無理をするかもしれないし、
私もそれを気にして思い切り楽しめないかもしれない。
と無理やり思い込むことにして（笑）
とりあえず、自分の置かれた環境を楽しもうと思えるようになりました。
（ここに今書いている時点ではもう平気ですけど、
しばらくはやっぱりちょっと凹みましたよ）
以下が、私の専属ドライバー兼ガイドさん（笑）
が作ってくれた、私のスリランカ旅行です。
象がみたいと言ったのは確かだけど、
やたらと象見学が入っている・・・。笑
１日目： 夜７時ごろ、コロンボ空港に到着。そこからネゴンボに移動。
２日目： ダンブッラ観光。
３日目： シーギリヤ ロックにのぼる。午後、象の孤児院へ。
４日目： 象のサファリに行った後、キャンディへ。香辛料、お寺、湖などを見に行く。
５日目： またまた象をみてペエラデニヤの植物園へ。夕方は宝石、工芸品、シルクの店へ。伝統ダンス観賞。
７日目： マウントラビニアへ。美しい風景の中、山の中を走る。スリランカで最も高い山もここにある。
８日目： コロンボ観光。バザールやモスク、お寺などの見学。ショッピング。夜空港へ。
うーん、１行で収めたかったので端折って書きましたけど、
１日のプランが１０行ぐらい書かれていました。
読むだけでもワクワクするような、とっても素敵なプランのようです。
必死に手元のガイドブックで追いかけながら、自分の旅程を確認しました。
ちなみに、スリランカの南西部が中心のプランになっているのには理由があって、
私が行く３月は、南西部がベストシーズンだからなのです。
別の時期に行くならば、別の場所がベストシーズンになるようです。
私が休暇を取りやすいのが３月と８月なんですが、
８月ですと、日本も暑いのに、
また暑い所に行くのはもったいない気がするので、
寒い時期には暖かい所に行きたくて、３月に決めました。
今日は７時過ぎにはお風呂から上がっていたのに、
気が付けば日付が変わっている…。
いかん、スリランカに時間取られすぎた。（笑）
アーユポーワン（さようなら）
