本日、釜山から帰ってくるときのこと。
空港にて。
帰国前に時間がたっぷりあったため、
チェックカードという、デビットカードの再発行手続きをしました。
期限がずいぶん前に切れていた上、
カードを作るときに身分証明に使ったパスポートも去年新しく更新したため、
再発行にいろんな書類とかなりの時間が必要とのこと。
10枚近い書類に住所を書き、サインをしました。
時間がかかるので、おのずと銀行員さんとの会話も増えるのですが、
その方、やたらと私の韓国語を褒めます。
「なんでそんなにお上手ですか。」
「かなり勉強されたでしょう?」
「本当にスゴイです。」
を延々繰り返す。(笑)
そんなに言われるほどうまくないんですが、
いや、全然なんですが、
なぜか、釜山方面にいくと、韓国語を褒められる私です。
あちらの方言に近いんでしょうかね、私の韓国語。(笑)
さて、その銀行員さん、
手続きに時間がかかるため、私の時間を気にしてくださいます。
もし、すぐに飛行機に乗らないといけなかったら困るからでしょう。
「時間、大丈夫ですか?」と。
私は、そのとき、すでに荷物は預けていたし、
搭乗時刻まで二時間以上あったので「はい、大丈夫です。」といいました。
すると、
「ああ、今(韓国に)入ってこられたんですね?」
とお姉さん。
一瞬、入るのがどこへなのかが分からず、
本当はこれから韓国を出ていく方なのに
「はい。」といってしまいました。
すぐに間違いだと気づきましたが、
それまでさんざん褒められていることもあり、
恥ずかしくて今更訂正できません。
それに、まあ、時間がたっぷりあるのには
変わり無いから、こんな小さな嘘くらい、いいよね?
しかし!!
お姉さん、思った以上にこの話題を引っ張ります。
銀: 「じゃ、今日から、水、木、金、土、日と五日間いるんですか?」
マ: 「はい。(実はもう帰ります)」
銀: 「ずっと、釜山ですか?」
マ: 「はい。(いや、帰ります)」
銀: 「釜山で何するんですか?」
マ: 「友達に会います。(友達って誰?)」
銀: 「どこに行くんですか?ヘウンデとか?ナンポドン?」
マ: 「そうですね。(やめてくれー!)」
この辺りでだんだん、辛くなってきて(笑)
どこで自白しようかと思いましたが、
いまさらなので、最後までふんばりました。
最後には
銀: 「せっかく韓国にいらしたのに、
こんなこと(カードの手続き)で時間食われちゃって
どうしましょう!」とまでいいだす始末。
きゃーごめんなさーい!
私が悪かったですぅぅぅ。許して下さい!
最後は、メモ帳をプレゼントしていただき、
そそくさと逃げるようにして銀行を後にしたのでした。
小さな嘘が、どんどん取り返しのつかない方向へ。(笑)
やっぱり嘘はいけませんね!