マさんの日記

失敗ばかりする旅好きの私の雑記帳です。海外の方との交流についても書きます。

友へのお礼と帰国準備


先日書いた、私の韓国時代の恩人ともいうべきドイツ人の友人Hとの再会。

無事に、会うことができました。長い道のりを運転してやってきてくれた友人H。

午後5時について次の日の朝11時には別れるという、24時間以内のあっというまの再会でしたが、
(寝る時間を引くと、一緒にいた時間はほんの数時間!)

とても楽しいひと時になりました。

私は彼がこの町に来るのが初めてだと思って、有名どころを案内したかったのですが、

まさかまさかの3回目とのこと!


なので、この町で有名なお城も、どこも行かなくていいとのこと。えええええーーーー。残念。

しかも、夕飯に南ドイツの料理をご馳走しようと思うと、なんとなんと以前南ドイツにしばらくいたので、

南ドイツの料理はもう知っているとのこと。


私にとって彼にお城を案内しておいしい南ドイツの料理をごちそうするのがメインだったのに。。。。

ということで、お城に行かず、さらに南ドイツの料理も食べなかった私たち。(笑)


結局夕飯は韓国料理の方がいいというので、我々が初めてであった地である韓国にちなんで、

韓国料理を食べにいきました。

彼の住んでいる町には韓国のレストランがないということなので、喜んでもらえてよかったです。

韓国レストランのおかみさんはとてもフレンドリーな方で、いろいろ一緒にお話しもしました。

私たちの座っているところにやってきて、一緒に座ってしばしおしゃべり。

なんだか韓国にいるときのようでした。懐かしいな、韓国も。


料理は、もちろん彼の食べたいものを。いろいろ注文した結果、食べきれなかった私たちは、

持ち帰りやすいキムパプ(海苔巻き)を残すことにしました。

おかみさんが、プラスチック容器に入れてくれたのですが、

「日本の海苔巻きはご飯にお酢が入ってるから次の日でもまだ柔らかいけど、韓国のは
お酢が入っていないから、すぐに硬くなるの。できれば今日中に食べた方がいいけど、どうしても明日っていうなら、
溶き卵に浸して、フライパンで焼くとすごく美味しいのよ。」とのこと。

おおおおお。そうだったのかー。

実は私たち、韓国の海苔巻きがすぐに硬くなることを知っていたのですが、なぜかを知らなかったのです。

なんか韓国の海苔巻きってすぐ硬くなるよなあと思っていましたが、10年越しに謎が解けました。(笑)
(いや、もしかしたら以前知っていたかもしれないけど、もう忘れてました)


韓国の話で盛り上がりつつ、楽しい夕食の時間は過ぎました。

夕食を食べすぎた私たちは少し散歩をして、彼をホテルに送り、私は家へ。

次の日、ホテルで落ち合った私たちは、荷物をもって朝食を食べに行きました。


本当はランチに招待したかったのですが、ランチまではいられないというので朝ごはんを。

朝ごはんを食べた後、アジアンショップを少しぶらっとして、終わり。

駐車場に一緒に行って、私を宿舎まで送ってもらってそこで別れました。


こう書くとご飯しか食べていないようですが(笑)、いちおうお茶を飲んだり散歩をしたり、

私の職場も案内したりしました。


何より、食べたり歩いたりしながら、いろんなことを話したのがよかったです。

彼は私以外にも韓国で知り合った韓国人数人とまだ連絡を取っているようでした。素晴らしい。

だれだれはまだドイツ語がよくできるけど、だれだれはもうすっかり忘れているようだとか。

忘れているほうのリストに私も入っているんだろうな。(笑)


お城の案内と南ドイツ料理のことは残念でしたが、それ以外は完璧でした。

またあえてよかった、もし9月末までの間にベルリンの方にくることができるならぜひ、と言ってくれました。

次はどこで会えるか分からないけど、きっとまた会えるよね!


10年前の(いろいろ忘れていたお詫びと)お礼ができて、良かったー。

彼と別れた後、なんとなく頭がドイツ語モードになっていた私は、この機会を逃してはいけないと、

勇気を振り絞って宿舎の下にある保険会社と大家さんの事務所へ。


こちらで入っている保険を抜いてもらう手続きと、私が出発するときの手続きを済ませました。


保険の方は、書類をもらったので他にすることはないとのこと。

家賃は来週払いに行って、そこで住民登録を抜くための書類を作成してもらうとのこと。

あとは、銀行口座ですが、ぎりぎり月末まで給料は入ってくるので、おそらく口座を置いていくことになるでしょう。

でも一度銀行に行って確認したほうがいいな、きっと。郵便物とか、宿舎に届くといけないし。


あああ、だんだん帰国モードに切り替わってきました。

寂しいな…。