出産シーズン
先日、草原の写真を無言で送ってきた内モンゴルのあいさつ友達B先生。
今日はおよそ2か月ぶりに電話で話をすることが出来たので、友だちに昇格かな?笑
30年ぶりの大雪で、今年はとても大変なんだそうです。
毎日、雪をおろしてもおろしても、どんどん積もってくるんだそうです。
しかしこの、白しかない写真。遠くから見たら、何も見えなさそう~~~~。
夏の草原なら、まだ目印になるものがありそうですけど、冬の草原は、どうやってゲルを探すの?!
不思議だわ~。
さて、この草原で、最近何が起こっているかと言うと、ひつじの出産だそうです。
毎日毎日、夜でもひつじが生まれてくるんだそう。
へえ~、ひつじって生まれる時期が限られているの?とおもって、ネットでちょっと調べてみたところ
羊は早春に生まれるものなんだそうです。(これって常識?)
どうも、ちょうど草が食べられるくらいの大きさに成長したときに春が来るように、とのこと。すごい!!!
この厳しい寒さの中生まれて、春が来るまで母乳で育ち、春が来たころに新芽を食べ始めるんですねえ。
だから、草原の人たちはこの時期とっても忙しいんだそうです。
ゲルのうえに積もった雪も降ろさないといけないし。
うーん、疲れた疲れた言うのも納得ですね。
他にも今日はまたいろいろ教えてもらいました。
先生と長話をすると、きまって、想像もつかないようなモンゴルの自然の話になるから不思議です。
こちら、ちゃんと調べてから、機会があればまた改めてアップしようと思いますが、
先日亡くなった大切なお友達のことでも、いろいろ教えてもらいました。
モンゴル人は死ぬ日によっても何かが違うとか???
お友達はとても崇高な日?に亡くなったから、偉くなった・・・みたいなことを言ってました。
2か8か15の日だとなんとかって言っていたけど、なくなったのは18日だったはず・・・。
良く分かりません。モンゴルのカレンダーなのかな?
あと、先日も書いた、亡くなって一週間は挨拶をしないという話ですが、
若い人だと一週間、年を取った人は二週間しないんだと言ってました。
でもそれが、亡くなった人が若ければと言うことなのか、
あいさつをしない人が若いのかが良く分かりませんでした(おそらく後者かな)これも要確認。
とにかく、うまれて初めて聞くような話がいろいろ出てくるB先生の話でした。
以前おしえてもらった、冬至から9の倍数が9回くると春が来るという話。
いまは8回目の9の何日目だとか言ってました。9回目の9が終わると、雪が消えて、
地面のなかから蛇が出てくるとか言ってました。(聞き間違いかも?)
「どじょっこふなっこ」の世界だわ。
いつものごとく「写真とって~~~~」とお願いしたら、
「僕は草原にいないから無理です。」と言われちゃいました。残念!
モンゴルの世界、奥が深いですねえ!!