私は日本語教師で、いろんな国から来た学生たちに日本語を教えています。
日本に留学する学生の中には、日本語だけを勉強している人もいれば、「中国語をやっていたけど、結局日本に留学した」という人や「日本語も韓国語も勉強している」という人など、さまざまです。
特に最近は日本語をしながら韓国語もしているという人が多いように思います。
そんな中、中国語が上手なベトナムの学生が多いことに気づきました。
はじめは、中国語が出来ると就職に役立つからなのかな?と思っていましたが(それもあると思います)、趣味でしている人も少なからずいるようなのです。
ベトナム語も漢字由来の単語が多いので、発音が似たものがあることは知っていましたが、その上、ベトナム語と中国語は基本的に語順も同じなので、ベトナム人にとって中国語は学びやすいらしいです。
日本人にとって韓国語が学びやすいのと同じような感じなのでしょうね。
よく「漢字は東洋のラテン語」なんて言いますが、その通りですね。
たとえば、「注意」は、中国語でも、韓国語でも、ベトナム語でも似たような発音をするようです。
また、日本語とベトナム語の音が似ていて、中韓はあまり似ていないもの
(例:「改革」→中:ガイグー、越:カイカッ、韓:ゲーヒョッ)もあれば、
中国語とベトナム語が似ていて、日韓はあまり似ていないもの
(例:「パスポート(旅券)」→中:护照(ホージャオ)、越:ホーチョウ、韓:旅券(ヨックォン))もあるようで、
中国語や韓国語が分かるとベトナム語学習も楽しく進められそうです。
とはいえ、ベトナム語は、中国語の「mā」「má」「mǎ」「mà」以上に「MA」「MÁ」「MÃ」「MÀ」「MẢ」「MẠ」と6つの声調があり、大変そうです。
中国語もろくにできないくせに、ベトナム語に手を出すのはおろかだと思いつつ、
今後も定期的に行くことになるのなら、せめて簡単なコミュニケーションは取れるようになりたいという気持ちも少なからずあります。
まあ暇な時間にちょっとアプリで練習するぐらいかな…。

本文とは関係ありませんが、
街で見かけたPHO(フォー)の看板。
PHO BO が牛肉のフォーで、PHO GAが鶏肉のフォーだそうです。