先日のFの訃報からまだ立ち直れておらず、
ふとした瞬間にドーンと落ち込んでしまいますが、前を向いて進もうと思っています。
さて、本日のタイトルにもある「可愛い」ですが、
これは私がとあるベトナム人男子学生によく言われるセリフです。
どんなタイミングで言われるかを意識したことがなかったのですが、とにかくよく言うのです。
今日も、こんなやり取りがありました。(文字でのやり取り)
学:もうすぐ、日本語能力試験があります。分からない問題もたくさんあります。
マ:何かあればいつでも聞いてね!
学:はーい。先生、いつも可愛いですね。
ん?
この子、よく私に「可愛い」というので、口のうまい子だと思っていましたが、
いくらなんでもこのタイミングで「可愛い」って違和感がありますよね。
もしかして、どさくさに紛れて私に告白してる?→絶対違う
そんなに私が可愛いと思ってる?→絶対違う
親子ほどの差がありますけど。
それで、聞いてみました。
「なぜ、いつも可愛いっていうの?」
するとするとするとすると!
その学生曰く、あくまで親しい間柄ではあるが、
「ありがとう」の意味で使っているとのこと。
ベトナムでは、日本のように頻繁にありがとうと言わない代わりに、「可愛いね」というんだそうです。
ちなみに、ベトナム語では「dễ thương」というらしいです。
いままでの彼の数々の「可愛い」にそんな意味があったなんて。
いや、息子ほど年の離れた子が本気で私のことを可愛いと思っているとは思っていませんでしたが、お世辞で言っているのかな?と思ってました。
お世辞でもなかったってことかー!
他のベトナム人に言われたことがなかったので、信用できず、他の教え子にも聞いてみました。するとやはりそうだといいます。
ただし、この子は先生には使ったことがなく、あくまで友だちに使うとのことでした。
「dễ thương」というのは、以下のような意味があるらしいです。
・顔や体が幼く見える様子
・言い方が優しい
・親切でよく人を手伝ったりする
つまり、外見について表すのだけではなくて、性格も指しているとのこと。
「いつも親切にしてくれてありがとうございます」という意味で言ったのだろう、とのことでした。
「いつも可愛い」が「いつも親切にしてくれてありがとう」だなんて、誰が想像するでしょうか。
もしも、ベトナムのかたに「可愛いね」と言われた場合、勘違いしてしまう人もいるかもしれませんね。
どうか皆さま、お気をつけて。
写真は、本文とは関係ありませんが、ベトナムに行ったときに見かけたバインミーやさんです。