マさんの日記

失敗ばかりする旅好きの私の雑記帳です。海外の方との交流についても書きます。

スルっと覚える韓国語【鼻に何かついてるよ】

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怪しい語学教材のタイトルみたいになってしまいました(笑)。

一泊二日でイロイロ歩き回った韓国時代の教え子と私。
気がつけば二日で六万歩ぐらい歩いてました。

よく歩きました。


さて、昨日は教え子のドジ話に興奮していた私ですが、


振り返ってみると、

他にも、彼とは面白いことや楽しいことはたくさんありました。


でも、というかなんと言いましょうか、

今朝目が覚めてぱっと頭の中で再現された彼の言葉は

 

数あるなかでも、なぜか
「コエ ムォンガ ムゥドイッソ」という言葉です。

この呪文みたいな言葉、
韓国語であることはご想像通りですが、
意味はと言いますと

「鼻に何かついてる」です。

学生くんと鹿のいる所を歩いていたときのこと。


「鹿がいるねえ。」
「可愛いねえ。」

「そうだねえ。」


などと日本語で話していた私たちですが、

でも、急に彼がブツブツ言い始めました。

この学生くんは、

もともと一緒に居ても、

周りのことは気にせずに自由に歌を歌ったり
独りで妙な関西弁をしゃべったりするので
特に突っ込まずにスルーしていました。

でも、彼は同じことをずっと言い続けます。
しかも聞こえるか聞こえないかぐらいの

微妙な大きさの声で。

「ん?何?」

すると彼、

「コエ ムォンガ ムゥドイッソ」
「コエ ムォンガ ムゥドイッソ!」

そう、上述の「鼻に何かついてる」
を繰り返して言っているのです。


何の話?

と、一瞬分かりませんでしたが、
見ると、目の前の鹿の鼻に何かがついてました。
おそらく、地面に落ちているものを

食べようとしたときについたのでしょう。

久々に見た鹿へのコメントがそれなのー?

しかも、何回も言ったよね、キミ。
しかし、お陰さまでこの表現、バッチリ覚えました。

聞けばまあまあ理解はできるけれど、
自分で適切な語彙を選択して発話するのが難しい私。

(理解語彙ではあるけど使用語彙が少ないのです)

ナルホド、こういうときは「ムッタ」をつかうのね!
学生くんの聞こえそうで聞こえないリピートによるインプットと

「そこでアンタ鼻に目が行く?」という意外性。

プラス鹿さんの顔(というか鼻)
これらがあいまって(?)
バシッと、ビシッと私の心に届きました。

あとは、鼻の頭に何かくっつけてる人を見つけて教えてあげるという

シチュエーションがあれば、

この韓国語は私のものになりそうです。
やっぱり、言語は使わないと上達しませんからねっ!