マさんの日記

失敗ばかりする旅好きの私の雑記帳です。海外の方との交流についても書きます。

2012夏内モンゴルの旅2日目【ロシアまであと1歩!】

2012年8月13日月曜日、晴れ。
 
この日、モモとスモモ(内モンゴルの学生)と
Mちゃん(ドイツの学生)と私の4人は、
満洲里というところに日帰り旅行。
 
モモ君が
「先生が僕の故郷に来たら、一緒に行きたい!」と言っていた所です。 
広い広い内モンゴル
日本の面積の3倍もある内モンゴルは、ロシアとモンゴルに接しています。
 
そしてこの満州里は、ロシアとの国境沿いの町なのです。
電車で揺られること2、3時間(もしかしたら3、4時間。笑)。
↓↓のような景色を見ながら、私たちは満州里へ。

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2,3時間乗っても電車代は17元(250円)。安いでしょ!?
 これが満州里の町。
ロシアに近いだけあって、建物もなんだか中国という感じがしません。
 

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全然中国っぽく見えない建物
更に、町の中にはロシア語が~~。中国、広し!!

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町中ロシア語があふれている!
そして、私たちはここからさらに
バスに揺られること20分?
いよいよ、ロシアとの国境まですぐそこ!という所へ。
ドキドキドキドキ
 
まだ一度も行ったことのないロシア。
国境の向こうは、どんな感じかしら~。 
 
と、思いきや、なんとなんとなんと、
外国人は国境ぎりぎりのところまではいけないんだそうです。
 
どこからどう見ても西洋人にしか見えないMちゃんは仕方ないとしても、
過去に、中国人を半年間も中国人だと信じ込ませていた
輝かしい実績を持つ私。
 
これを生かさずに、いつ生かす!!?
何とかして騙せないのかしら?笑
 
ま、きっと身分証ないと無理だろうし、
何よりMちゃんを一人置いておくわけにもいかず、
モモとスモモにカメラだけを託したのでした。
  
そして、撮ってきてもらったあちらの世界が、これ。↓↓

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ロシア語で「ロシア」と書かれています。

国境ぎりぎりのところまでいけなかったのは残念ですが、
これも楽しい思い出。
 
ちなみに、モモとスモモがあちらの世界に行っている間、
Mちゃんと私は待っていたわけですが 
Mちゃんを物珍しがる中国の男性が
次々やってきてはMちゃんの横に勝手に座り、 
ハイチーズ!と、
一方的にMちゃんの横に並んで写真を撮って行ってました。
Mちゃん、大人気です!
 
ただ・・・・Mちゃんは中国語ができないので本人はまったく分かっていませんが、
 
みんな口々に「ロシア人だ~」といっていました。笑
ま、ね。国境近いもんね。
 
彼らに「ドイツ人だよ」と教えてあげようかなとも思いましたけど、
その後の会話を続ける自信もなく、
また、夢を壊すのもかわいそうなので(笑)、
黙って横に座っていました。 
 
ロシアを見損なった私たちは、
せめてロシアの雰囲気に浸れるようにと、
帰り道にマトリョーシカイースターのたまごが飾ってある広場に寄りました。

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巨大マトリョーシュカ
こうして、私たちの内モンゴルの旅2日目は、あっという間に終わったのでした。
 
 
 
明日は、モモくんのおうち(ゲル)に、限りなく近づきます。