マさんの日記

失敗ばかりする旅好きの私の雑記帳です。海外の方との交流についても書きます。

鍵の思い出

今日は英語の日でした。


日頃日本語教師で、学生たちにわかりやすく、楽しく例文を提示することを何よりも大切にしているわたくし!

私の作った例文で、どれだけ多くの学生を笑わせるかに命を懸けています!

というのは半分ぐらい冗談ですが、



日頃からわかりやすい例文を示そうと努力するため、逆に自分が学生になっても、

状況やら文脈やらを分かりやすくして、質問もピンポイントにできると信じていました!!

しかし、です。どうも違ったみたいです。



今日は、過去に、過去の話や未来の話をするときの話についてK君とおはなし。

マ: あのさ、たとえばさ、鍵を失くしたとするじゃない?私が。でも、あとで見つかったのね。
K:  うん。
マ: それをK君に後になって話したいときはなんていう?
K: てか、そもそもなんで僕に鍵失くしたっていう必要があるの?
マ: えとね・・・・私たちは同じ会社で、私は会社の大切な鍵を失くしたっていう設定。K君は鍵管理してるの。
K:  はぁ?笑
マ: それでね、鍵を失くしたと思ってたんだけど、あとで、見つかったから、それを報告するわけ。
K: (このひと、どんな設定を考えているんだ?という目で私を一瞥)


でもここまでしゃべって思い出しました。本当にそういうことがあったのを。


昔、アパートのドアに鍵をさしたまま実家の福岡に帰ったのを知らず、

帰りの新幹線で、アパートの鍵がないとあわてました。


そこで、新幹線の中から大家さんに電話して、実家に鍵を忘れたようだから鍵を貸してもらうように頼み、

アパートの一階で大家さんに鍵をもらい、4階まで上がっていったところ・・・・・・・・


ドアの鍵穴に、しっかりささっておりました。わが鍵が。


という記憶が一気によみがえり、


マ: あるわあるわ、昔ねえ、鍵がないと思って大家さんに電話したら、鍵刺さってたのよ!
K: !!!まじですか!!!(← ばかじゃないのという呆れ顔)

といって習った表現が、これ。

I thought  I had lost my key, but when I went home, it was still in the front door.


ついでに、 had lost と have lost の違いも確認。


I had lost my key. だけだと、それでそれでその後の展開は?となる。
I have lost my key. だと、今もその鍵は見つかってない。


それから、未来のことに完了形を使う場合についても状況を作って質問。




でも、気が付けばこれまた偏った例文になっていて・・・。

私ってどうも例文づくりが下手なようですわ。日本語教師失格だ。


マ: 私が先生で、K君が学生ね。(そのまんま)。で、K君は試験でカンニングするの。
K: (またこの人は!という顔)
マ: んでさ、「カンニングを見つけたなら、外に連れ出しますからね!」っていうことあるじゃない?
K: ま、まあ。
マ: その時にはさ、"Once I have seen you cheating,~"とかで言えるんだろうか?
K: まあ、言えることは言える。でも、if で普通に言えばいいじゃん。



といいつつ、無理やり教えてもらった例文がこれ。

Once I have seen you cheating, I will take you out!


どうもわたくしには質問の才能が(も)ないみたい。笑

次からは英語に関しては教科書を準備したほうがいいかしらと思った5月の終わりでした。