韓国で働いていた時にいろいろよくしてもらったBちゃんという友達(男性)が日本に遊びに来ることになりました。
私が釜山で2年ほど働いていた時に、当時社会人学生だったBちゃんは、
クラスのメンバーを誘っては飲みにつれて行ってくれ、クラスの雰囲気を良くしようとしてくれてました。
私のことも、ときどき食事に連れて行ってくれたり、夜景のきれいなところを案内してくれたり。
私が日本に帰ってきてから、日本の学生を連れて釜山にいったときも、
うちの学生たちを大きな車に乗せてあちこち見せてくれたり、おいしいお店でごちそうしてくれたり・・・。
本当に本当にお世話になりっぱなしでした。
口はあまりよくないけど、とにかく会うたびにお世話になる一方だったので、
このままではと思い、日本に来てね、遊びに来てね、といつも誘っていました。
日本にきたら、グルメな彼にいろいろごちそうしてあげたいと思っていました。
そして今年の5月、やっとのことで、恩返しができるチャンス到来。
彼女と別れて傷心のBちゃんが、ひとり、傷心旅行でやってくることになりました。
傷心なんだから、優しくしてあげなくちゃ、
いままでお世話になりっぱなしなんだから、できるだけのことはしなくちゃ、
少しぐらいのわがままは、付き合ってあげなくちゃ
と、来る前から心の準備は万端。
だったはずなのに・・・・・・
初日の夜から、私の決意はどこへやら・・・・・イライライライライライライラ!!!!!
Bちゃんはお客さん、Bちゃんは恩人、Bちゃんは7つ下、Bちゃんは・・・・・・・・
と、何度も何度も、心の中で自分に言い聞かせましたがイライラが止まらない。
次の日の朝も、気を取り直して笑顔で接してみるも1時間と持たず、イライライライラ!!!!
わたし、自分で言うのもナンですが、普段そこまで他人相手に腹が立つことがありません。
そんな私をどうしてここまでイラつかせられたの?と言いたくなるくらい。
まず私が嫌がることを言う。する。
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嫌だからそういうこと言わないで、というと、その反応を喜んでまた言う。
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無視すると、「キレた?キレた?」と言ってくる。さらにむかつく。
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さらに無視するも、さらについてくるから、うるさくて「うん(キレた)。」という。
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謝ってくる。謝り方もむかつく。
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「許さん」といいつつ、そんな自分が大人げなくて悲しくて、また、お客さんに対して悪いと思い直し、許す。
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気を取り直して歩いていると、またイラっと発言。
何がそんなにイラっとさせられたんだろうと自分でも不思議になるほどでした。
今となってはもう水に流した・・・・というより、なかったことにしているので(笑)
思い出さなくていいんですけど
要するに、彼の辞書には「親しき仲にも礼儀あり」という言葉がなかったんだろうなと思います。
彼いわく、私が7つも年上のお姉さんであり、わりと何でもニコニコ話を聞いてくれ、
受け入れてくれることもあることから、ついつい甘えてしまうのだと。
彼にとっては、親しいからこそ、いろんな自分が見せられる・・・・ということだったのでしょう。
それからもう1つ、「親しさ」の尺度も違うのかもしれないと思いました。
私がBちゃんのことを親しいと思ってない、という意味では、決してありませんが
私が考えていた以上に、Bちゃんは彼と私の間の距離を短い・・・・と思ってくれていたのかもしれないなと。
今はまた遠くに離れたので、イライラすることもなく、何を言われても受け流せる関係に戻りましたが。
秋ごろまた来るかも~と言い残して帰って行ったBちゃん。
秋はちょっと、早すぎるかな・・・(笑)