今日、友達がFac●bookで「だれか、パリでカタコンブ(地下納骨堂)に行ったことあるひといませんか?どのくらい並びましたか。」と聞いていました。
カタコンブとは、ガイコツがそのままずっと並んでいるちょっと気味が悪いところです。
実は、わたくし、およそ20年前、友達が行きたいと言うので付き合ったことがあります。
なので、「あるよ。並んだ記憶はあまりないなあ」と答えました。
そう答えながら、当時のことを思い出しました。
当時、パリはテロによる爆発などがあり、大変危険でした。
デパートに入るにも、お店に入るにも、入り口にごっつい兄さんが立っていて、入念にカバンの中をチェックされました。
爆弾を持っていないかを見るためです。
でも、カタコンブだけは、入り口のチェックより出口のチェックのほうが厳しく、友達と笑いました。
ガイコツを持って出てないか、チェックするためです。
懐かしいな、カタコンブ。
そんなことを考えていたら、いろいろ思い出しました。
道に迷って、友達がフランス語で道を聞いてくれたこととか、
帰りにスーパーでトリュフをみつけて興奮したこととか、
いつもはエッフェル塔でニューイヤーの花火が上がるのに、行ってみたら、その年はテロ対策で中止になって、
非常にショボかったこととか、
エッフェル塔に向かう道すがら、パトカーが止まっていたので見てみると、うるさい家に注意をしに行ったようだったのに、
注意をされたひとが、
「まあ、お巡りさんもイッパイやろう」といい、
結局お巡りさんも一緒に飲んでいたこととか。(笑)
懐かしいなあ。
あの頃に、ちょっと、戻りたい。