9 c.t. と 9 s.t.
来月からここドイツで授業が始まるので、時間割をもらいました。
みてみると、授業と授業の間に休み時間がありません!!!
9-10 、10-11、11-12、12-13みたいな感じで四時間くらい連続して入っているので、
教室の移動は一瞬でしないといけないのか、
おちおちトイレにも行けないのかと、心配していました。
が、なんとなんと、30分も休みがあることが判明。
びっくりです!
9と書いてある授業は、なんとなんと、9時15分に始まるというんです。
そして、10-11は、10時から10時45分まで。
つまり、9-11の二時間のうち、実際の授業は、9時15分から10時45分までの90分ということだそうです。
次は11時15分から12時45分までの90分ということで、
結局は日本と同じ授業時間になり、ただ休み時間が長いということになります。
こちらの先生いわく、
ドイツはいつでも15分開始の45分終了だから分かりやすいとのこと。まあね。
日本(少なくとも私が働いている学校)は、
8時50分から10時20分まで、
10時半から12時まで、
13時から14時20分まで、
と、分かりにくいっちゃあ、分かりにくいのかも。
ちなみに、この
9と書いて9時15分と読む(笑)システムは、
Akademische Viertelstunde (アカデーミッシェ フィアテルシュトゥンデ=学術的な15分)と言われるそうで
例えば会議を9時ちょうどに始めたいなら
9 s.t. と書くんだそうです。
15分遅れの場合は、何も書かないか、
9 c.t.と書くんだとか。
ラテン語からきたことばらしいです。
ならば、友だちとの約束でも
「明日9時に会いましょう」なんて書くと、15分遅れで集合かと思いきや、
それは違うとのこと。(笑)
上にも書いた通り、
アカデミックな15分であって、ふだんはそういうことはないんだそうです。
いろいろ勉強になります。
まだ、授業の準備を始めてなくてちょっと心配ですが、ぼちぼち頑張ります