マさんの日記

失敗ばかりする旅好きの私の雑記帳です。海外の方との交流についても書きます。

Sie-Du-Sie-Du

今日、出勤のときに、週に1度は行くトルコのベジタリアンのお店のお兄さんと会いました。


去年ドイツに来たときからの知り合いでしたが、今年はバスの中で偶然あってからぐっと親しくなっていました。

名前も分かったし、いろいろと個人的なことも話したので、

次に会ったときからは敬語はやめようという話になりました。

(ドイツでは、英語のYOUにあたるものが2つあって、ひとつはSieという相手を敬う表現、もう一つはDuで、友達同士などで使います)

私もよく分かっていないのですが、ドイツでは、一度SieからDuになったら、あまりSieに戻らないと聞いたことがあります。

それで、私たちもDuと呼び合う中になったのだと嬉しく思っていたら、次に彼のお店に行ったらSieに戻っていました。

お店だから?と思っていましたが、そうではなく、

彼の常連であり、私の学生でもあるNさんが、私のことを自分の先生だと話したからのようでした。

大学の先生と分かり、急に彼はSieに戻してきたのです。


それからしばらく外で会うことがなかったのですが、今日再会したら、やっぱり彼はSieでした。

私のほうが先に「Duも同じバスにのってたの?気づかなかった!」とか言ったにもかかわらず。

あれ?気のせいかなとおもって、またさらにDuで質問したりしたのですが、

あちらからはことごとくSie。


ええええー。やりにくいよう・・・・・。それで、もう一度勇気を出していいました。

「私たちDuって呼ぶんじゃなかったっけ?」

すると「ああ、そうだったっけ。忘れてた。僕もいつもぐちゃぐちゃなんだよね。」とやっとDuに戻してくれました。


Sieと呼びたい人を捕まえて、Duと呼ばせるのはよくないのかも知れませんが、

やっぱりお兄さんとは友達でいたいし・・・Sieは距離を感じるので・・・・。


このご縁が続くといいなー。

追記
同僚の話によれば、こんなことは、しょっちゅうあるそうです。
いつも会うわけでもないひとだと、どんな感じだったか忘れてしまって、duと約束しておいたのにSieと言ってしまうようなこともあるとか。