内モンゴルの草原の話
ここ3日ほど国際電話で長電話をしている、我がチャット友達の内モンゴルのB先生と私。
相変わらず、言葉の壁はなくならず、単語の意味を聞き返し、理解するのに長い時間を要するわけですが、
懲りずに、会話を続ける私たち。(笑)
勇敢としか言いようがないと思います。
おそらく、私の話の振りかたが悪いんだと思うんですよね・・・・。
もっと分かり易い話題について振ればいいのに、ついつい、言葉が全部わかる前提で、
自分の知りたいことを聞いてしまうんですよね・・・。
昨日は草原でのお話しを教えてもらいました。
B先生は12歳まで草原で暮らしていたので、毎日どんなことをして遊びましたか?と聞いてみました。
ちなみに、2012年にお邪魔した内モンゴルの草原に実家がある男の子は、
雲を見ながら、この雲は何の形に似ているとか想像しながら遊んだというのです。
あとは、ときどき生まれる子羊をお姉ちゃんとかわいがるというようなことも言っていた気がします。
なんとなく、想像がつく話です。
私は、B先生の幼少期もそんな風だったかなとある程度想像して聞いたのですが、返ってきたこたえが
「牛の放牧」
「民謡の練習」
「お経を唱える(お祈りをする?)」
というものでした。
今思えば「何をして”遊んだ”か」という質問がちゃんと伝わっておらず、
「やらないといけなかったこと」を答えてくれたのかもしれません。
しかも、これらをすべて中国語で言うもんだから、
何度も何度も聞き返して、説明をしてもらって、やっと理解したというレベルです。
もしかすると、その理解も間違っているかもしれません・・・・。(十分にあり得る)
写真は2012年に行った内モンゴルの草原でとった写真。
もうちょっと、私に知識があればよいのでしょうが、まったく知識もないくせに聞くので、
無駄がおおすぎる私たちの会話!!!
先生も先生で、ある程度話して私に通じなければ諦めるかなと思いきや、
諦めずになんとか説明をしてくれようとします。
ちなみに、私の理解が正しければ、民謡は、おばあさんから習っていたんだそうです。
それから、動物をさばくという話にもなりました。
病人には羊の肉が栄養があっていい、というような話になったので、
ヤギの肉もとてもいいと聞いたことがある、と私がいってみました。
すると・・・・
B先生:「そうですね。でも、それは、何月何日にするとか、あるじゃないですか。」
え?どういうこと?さばく日がきまってるってこと?それも、ヤギ限定なの?!
B先生いわく、お金持ちの中国人たちは、よく体にいいからと買っていくんだけど、
彼らは、さばく日やタイミングをよく知らないので、意味がない・・・というようなことを言っていました。
もう、話せば話すほど、ますます頭の中にクエスチョンマークがついていくB先生との会話。
ネットで調べてみようにも、どう調べていいか分からず、
「ヤギ」、「さばく」、「タイミング」などで検索しても全然ヒットせず。むむむむむ。
ちょっと、別の人にも聞いてみよう!
そういうわけで、草原の話をいろいろ聞かせてもらったわけですが、
私の想像とは違った答えばかりでした。笑
言葉がつうじなくて、理解が遅いので、説明する先生は本当にイライラしたと思うんですが、
優しい口調で、笑いながら話してくれたB先生に感謝。
3日連続でたくさんお話を聞かせてもらって、本当にうれしかったです。
ますます、内モンゴルについて知りたくなってきました。
今日は夜お客さんがくるといっていたので、おそらく電話はできないと思いますが、
また機会があったらいろんなことを教えてもらいたいなと思いました。
一時は「おはよう。忙しいから、またね。」「こんばんは。じゃ今から寝ます」だけの会話が続いたB先生と、
こんな話ができる日が来るとは思っていませんでした。
安い国際電話カードに、感謝!!