わたしの学生、ドイツからきたRくん、
ちょっと不思議な力を持っているようで、本人いわく、いろいろ「見える」のだそう。
普通の人には見えないものが見えるために、ときどき、見たくないものが見えて気分が悪くなったりすることもあるんだとか。
そんな彼と二人で世間話をしていた時のこと。
急に私の携帯に電話が来たため、ちょっと話を中断して待っていてもらいました。
すると、Rくんが私の方を見ながらメモを取り始めました。
電話が終わって「お待たせ。ごめんねー」というと、メモを見ながら
「先生は、以前、今のオーストリアとの国境沿いのドイツの南の方にいたことがある」と言うではありませんか!
その他、私は金髪の女性だったこと、文字か言語かに関わる仕事をしていたこと。
当時は、女性が仕事をするということは特別だったことなどを話してくれました。
にわかには信じがたいことですが、だからと言って本人を目の前に
「嘘でしょう!」ともいえないし、何と反応していいのか分からないので
「そうなの~?」とだけ答えていたのですが、
後日、他の人と話をしているときに、その人はイタリアにいたと言われたというようなことを言っていました。
私はドイツって言われたけれど、これってどうなのだろうという話をしていたら、
その方は、これまで3人のいわゆる「見える」人に、Rくんと全く同じことを言われたとのこと!!
まあ、科学で証明できないからといって嘘になるのではなく、
科学の力がそこまで及んでないということもあるはずなので、
そういう力を持っている人がいても不思議ではないとは思いますが、
それにしても、こんな身近では初めてです~。
でも、そう考えてみるといくつか思い当たるフシが・・。(すぐに影響を受ける私!!)
私、世界のいろんな文字にとても興味があります。
それほど関心のない言語でも、その文字をあしらった製品をみるとつい欲しくなるし
とにかく、文字というものへの思い入れは、おそらく他の人よりはある方だと思っています。
今急に思い出しましたが、小学生くらいのころ、
ハングルみたいな自作の文字で、なぜかいすの裏に落書きをしていたことがありました・・・・・。
文字を創作して書くのがとても楽しかったようです。
(これってどの子供も通る道なのですかね?)
わたしの中ではただの落書きだったのですが、それを見たうちのお客さんが、ぎょっとしていた記憶が。
もしかすると、椅子の裏なんかに落書きをしたという行為そのものへの「ぎょっ」かもしれませんが。笑
これって前世に関係あるのかしら!
それから、ドイツについては、言葉では表せない何かを感じていて、
好きとか、すてきとかではなくて、引き寄せられるように、これまで4回もドイツに行きました。
ドイツに行くのに、これといった理由がないというのでしょうか?そんな感じです。
また別の日に、Rくんに「いつかドイツで働いてみたい」と言ってみたところ、
言い終わるか終らないかのうちに、
「かならず、自分の実力で行けますから」と言われました!!!
「行けると思いますよ~」ではなく。
もちろん、彼が言ったからと言って必ず実現するとは思いませんが、
そういう気持ちで、頑張ろう!と思いました。
これからの私の人生、どうなるか分かりませんが、
とにかく、悔いのないように自分にできることを、一つ一つ、やっていきたいと思います!!