マさんの日記

失敗ばかりする旅好きの私の雑記帳です。海外の方との交流についても書きます。

学生ラブ

日本語教師の私は、日々、学生たちとクラスで会うのですが、

その学生がかわいくてかわいくてたまらない!

今日の出来事。

今日のとあるクラスで、道順を説明したり、

乗り物に乗っていく方法を説明したりする練習をしました。

たとえば、こんなもの。

○○に乗って、どこで降りてください。

××に乗り換えて、どこどこまで行ってください。みたいなやつ。

あるいは、この道をまっすぐ行って、

銀行の角を左に曲がってください。

まっすぐ50メートルぐらいいくと右側に××があります。

みたいなやつですね。


こういう練習って、まあ、地図を見ながらやったりとか、

いろいろするわけですが、
今日は、よりリアリティを出すために、

ドイツについて、このまちについて

何も知らない私を助けてください、みたいな雰囲気で、
相談口調で話してみました。

「私は○○へ行きたいです。ですから、

昨日HPでこれ(電車のプラン)をプリントしました。
でも、私はドイツ語がわかりません。

皆さん、どうやって行ったらいいですか。教えてくれませんか。」といって、

乗り換え案内の乗ったドイツ語のページを配る。
それを見ながら、日本語で説明してもらおうという魂胆です。
そのほか、「今度日本から友達が遊びに来るので、

一緒においしいアイスクリームを食べに行きたいです。
自転車がありませんから、歩いていきたいです。

近くで、どこか知りませんか」、といった具合に。

 

すると、学生たちは、授業の練習というよりも、

本当に困ったマ先生を助けるために、

マ先生に分かるようにと

一生懸命説明を考えてくれ始めたのです!!!

うるうるうる

教科書の地図を見ながらだと結構適当にいう学生も、

隣の子と、「ちがう、この道じゃない!」とか、
「あっちの店のほうがいい!」とか、真剣そのもの。


また、とある学生は、私がプリントしていった町

(他の教え子たちが住んでいる町にしてみた)について

「なんでこんな町に行きたいんですか。

もっときれいなところはたくさんありますから!」とか
「このチケットは高いやつです。

もっと早く予約しておけば、もっと安く出られます。」とか、

本気モードで答えてくれます。
練習したかったのは行き方の説明なんですけどね・・・・笑

おいしいフローズンヨーグルトのお店を教えてくれた学生にも、
道を詳しく話してもらいたくて、

分からないフリをしていると、お店のカードをだしてきて、
「ここです!何々どおり何番地!」と言い出す始末。

あははははは。かわいすぎる・・・・。

他のクラスの学生たちも、

私の祝日や休日の過ごし方を心配してくれているらしく、
先生はどこどこへ行ってみましたか?とか、

ここはいい所ですよ、とか、つぎつぎ紹介してくれます。

なんてやさしいのー。

 

授業ということを忘れて感動している私でした。

 

 

 








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