神様が下さった時間
毎週火曜日は、
夜7時から9時までドイツ人の同僚Hに日本語を教えています。
Hはドイツにいるときに日本語と中国語を少し勉強していたんだそうで、
基礎は学習済みです。
さらに韓国に来て韓国語も始めたとのことで、
日本語の習得もとても早いしカンが良く、教えていて楽しいです。
まじめな彼は、特別のことがないかぎりレッスンをサボることはありません。
しかし、今週は彼がソウル出張のために休まなければならなくなりました。
最近物忘れが激しい私は、
彼が出張だということを当日の7時近くまで忘れていたため、
7時直前になって急に時間が空いたようになってしまいました。
「仕事するかな~?」と思っていたところ、
とある学生が言いました。
学生:「先生、これは神様が下さった時間ですから、カラオケ行きましょう!」
神様が下さった時間をカラオケなんかに使っていいのか?
とも一瞬思ったものの、
実はこの学生たちには夏休み前から「カラオケカラオケ♪」といわれていました。
私には、歌える歌なんてないし、学生が歌う歌にもついて行けないし、
学生たちと世代も全然違うしなあ、と思ったのですが、
まあ、何ヶ月も前から言ってくれていたので、
気持ちを切り替えて行くことにしました。
でも、結果として、行ってよかったです!
とても楽しいひとときになりました。
いやあ、それにしてもみんな、とっても歌が上手です!
それに、カラオケ行くと、普段とはちがったみんなの別の一面が見られます。
たとえば、一言で言えば「好青年!」というかんじのSさんも、
カラオケではただの陽気な兄ちゃんになります。
いつもおちゃらけてるMさんも、なかなか聞かせる歌を歌います。
しかもまなざしが真剣!
いつも優しくて思いやりのあるT村くんは、
私に合わせてか「これ古い歌ですよ」と、私にも分かる歌を歌ってくれます。
(でもね、T村くん。「古い歌」「古い歌」連発しなくてもいいんじゃない?ははは)
今まであまりお話したことがなかったKちゃんという子も、
日本語の歌を上手に歌っています。
みんな、やるなぁー。
今日は本当に楽しかった。神様、すてきな時間をありがとうございました!
神に感謝した私に、さらなるご褒美をくださったのか、
なんと、なんと、
今週の金・土で開かれる泊まりがけの行事「就職セミナー」も
急遽キャンセルにしてくださいました。
神様!!!
この時間も、大切に使わせていただきたいと思います。