田舎に住む田舎者の私ですが、ここ1年半ぐらい、東京出張がおおいです。
多い時は月2回ぐらい。 ←私にしては多い方・・・。
ここは田舎なので、新幹線に乗るまでに1時間以上かかります。
新幹線に乗ってからも結構かかるので、ホント、疲れます。
疲れるので、
せめてもの楽しみにと
毎回田舎ではあまり食べられない料理を食べることにしています。
今回も、東京在住の友達にお願いして
ポルトガル料理の店を予約してもらいました。
ポルトガル料理なるもの、たぶん生まれて初めてです。
優柔不断な私は、何も決められないので、
ワインからデザートまで全部友達におまかせ。
友達のチョイスがよかったのか、
はたまたお店の料理がよかったのか、
どれもおいしかったです。
私は、初めて口にするポルトガル料理を満喫しておりました。
おなか一杯になったけど、
さいごにデザートを、
ということで友達が1つずつ注文してくれたのがこれ↓↓

手前は、元祖カステラというもので、
奥はぼけてますが、ライスプディングだったかな?
友達と分けて食べたので、両方味わえてよかったのですが、
遠近法でもなんでもなく(笑)、ライスプディングはとても小さかった!!!
なんだかおしゃれな食べ物に見えませんか?
見えますよね。
見えていたんです、私たちにも最初は。
でもでも、食べてみてびっくり。
ライスのプディングだけあって、お米がずっしり。
しかも、けっこう固めに炊いたお米が
ぎちっと詰まっていて、
スプーンが刺さらないほど。
デザートとはいえ、ついさっきまで
リゾット食べてた私たちがまたまたご飯



いやはや、重かった。
このプディング、友達が先に食べてみたんですが、
「どう?」と聞くと、一言
「うーん、おはぎのカスタード味って感じ」
わたしも食べてみると・・・・・。
うん、カスタードおはぎ以外の何物でもない!!
Rちゃん、すごいネーミングだわ・・・・。
私は私で、自分に近いほうにある
「元祖カステラ」なるものを食べてみました。
写真でみると、とてもおいしそうでしょう~?
いや、おいしかったんですよ。
おいしかったです。でもね・・・・なんていうか・・・・・・。
Rちゃんに「そっちはどう?」と聞かれて私が答えたのは、
「生のクッキーの生地」。
Rちゃん、見てすぐ想像がついたらしく、苦笑い。
そしてスプーンで一口食べてみて
「ほんとだー。もうだめだー。
生のクッキー生地でしかないこれ!!!」
さんざんそれまでおしゃれな食べ物を食べて、
すてきなワインをいただいて気持ちよかったのに、
最後の最後で
「おはぎのカスタード味」と
「生のクッキー生地」を食べる私たち。
ああ、後悔。
言葉にすべきではなかったのです。
言葉にした途端、もう、「それ」になってしまった。
言葉の力は、偉大です!!