マさんの日記

失敗ばかりする旅好きの私の雑記帳です。海外の方との交流についても書きます。

学生の先生とお友達!

2,3日前のこと、
内モンゴルからきた学生から
携帯のメッセンジャーに連絡がありました。
 
「先生、僕の内モンゴル馬頭琴の先生が、
ちょっと日本の音楽教育のことで質問があるそうなんですが、
僕の先生とメッセンジャーで友達になってくれませんか」
 
馬頭琴といえば、そう、
小学校の国語で習ったスーホの白い馬に出てくる、あの楽器!
実は私も持っています。できませんけど。
 
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馬頭琴の先生からの質問に、
日本語教師の私が答えられるのか?!!とは思いましたが、
まあ、とりあえず、学生の頼みということもあり、お友達になりました。
 
お友達になって、
われわれの間に早々に立ちはだかったのは言語の壁!!
 
その先生、10年前に2,3年ほど
日本に住んだ経験があるとのことで、
多少の日本語は分かるそうですが、
どうも、込み入った話になるとだめみたい。
 
さらには、最初は日本語のアプリもないため、
日本語が打てないという…。
打てるようになっても時間がかかるとかで
結局中国語!!!
 
一方私も、モンゴル語はもちろんのこと、
中国語は勉強したことがない。(挨拶程度。)
 
なーんとなく、漢字をみて推測するしかありません。笑
というわけで、お互いに、
中国語と日本語を駆使してのチャットが始まりました。
 
お互いに仕事が教師ということで、
お互いのことを「先生」と呼び合う私たち。笑
 
それにしても、「先生」ったら、
私の語学力に見切りをつけたのか、友達になって2日、
いまだに音楽教育についての質問が来ません。
 
私からも、
「音楽教育について、お知りになりたいそうですね?」と
一度試みてみたものの、通じず(もっと平易な文で言いました)
 
その後は、日常会話に切り替え、
今では普通のチャット友達感覚(笑)
今では、「先生」は6人兄弟の5番目であること、
20歳のころから馬頭琴をはじめて
16年目であること(つまり36才)、
 
今はフフホトにすんでいるけど、
お兄さまは草原に住んでらして、
先生ご自身もゲルには12年すんでいたこと
 
馬頭琴はできるけどピアノは出来ないこと、
歌もできないけど教えることはできること
あと、馬頭琴の設計もされていること!!
 
などなど、いろんなことが分かりました。
 
馬頭琴の演奏ができるだけでなく、
馬頭琴を作ることもできるなんて、素敵~~~~。
私には、音楽とか美術とかの才能が一切ないため、
あこがれちゃいます!
 
数日後に演奏会を控えているそうで、
明日も朝10時から夕方4時ぐらいまで練習されるんだとか。
演奏を聴いてみたいというと、
内モンゴルに来れば、あなたのために演奏します、だって~~。
 
素敵です~。